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肌タイプ別美白化粧品12選!【乾燥肌・脂性肌・ニキビ肌・敏感肌】効果のある美白化粧品はどれ?美白マニアが解説

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肌タイプ別美白化粧品12選 アイキャッチ

2024年8月更新

ドラッグストア等で「美白」を売りにしたアイテムが数多く販売されています。
「美白化粧品」と言ってもその種類や特徴は多種多様、効果を最大限に引き出すには無数にある美白化粧品の中から自分に合うアイテムを選び出す必要があります。

しかし成分知識がなければ「自分に合う美白化粧品」を選ぶのは不可能でしょう。
そこでこの記事では日本化粧品検定1級で美白化粧品マニアの私が、美白化粧品選びに役立つ情報をわかりやすく解説。美白化粧品選びのポイントをお伝えいたします。

敏感肌やニキビ肌など肌タイプ別に解説しますので、ぜひ最後までお付き合いください。

管理人ミライのプロフィール画像記事を書いた人:ミラオ
日本化粧品検定1級。美肌成分研究家。46歳。「10歳若く見られる」をテーマに情報発信中。美白化粧品を中心としたスキンケア商品の解説メディア運営しています。

●Xで美容情報を毎日発信中→https://x.com/A_A_mirai

まずは結論から

最初に結論をお伝えいたします。

※アイテム名をタップすると解説へジャンプします

⚫【乾燥肌】におすすめの美白化粧品 3選

化粧水オルビスユー ドット エッセンスローション👈オススメ!
乳液マイマボタニカル ホワイトニングミルクローション
クリーム肌ラボ 極潤 薬用ハリクリーム

⚫【脂性肌】におすすめの美白化粧品 3選

化粧水メラノCC 薬用しみ対策 美白化粧水
美容液KOSE 米肌 肌潤美白エッセンス 美容液
乳液白潤プレミアム 薬用浸透美白乳液

⚫【ニキビ肌】におすすめの美白化粧品 3選

化粧水白潤プレミアム 薬用浸透美白化粧水👈オススメ!
美容液イルミルド 薬用ニキビケア美容液
クリームETVOS 薬用アクネVCクリームジェル

⚫【敏感肌】におすすめの美白化粧品 3選

化粧水ファンケル ブライトニング化粧水Ⅱ👈オススメ!
乳液極潤エイジングケア 薬用ハリ乳液
クリームホワイトラベル 薬用プラセンタの美白リフトクリーム

以上合計12選となります。

  • 美白化粧品には「美白有効成分」が配合されていて、現在使用されているのは19種類
  • この19種類の美白有効成分を組み合わせて使うのが効果的
  • 乾燥肌タイプ:美白だけでなく保湿力が高いアイテムを組み合わせる。 解説は➔こちら
  • 脂性肌タイプ:適度に保湿しつつ、過剰な皮脂分泌を抑えるアイテムを選ぶ。 解説は➔こちら
  • ニキビ肌タイプ:皮脂と炎症を同時に抑えるアイテムを組み合わせる。 解説は➔こちら
  • 敏感肌タイプ:低刺激かつバリア機能を高めるアイテムを組み合わせる。 解説は➔こちら

※自分の肌タイプを知りたい方はこちらでお調べください↓


化粧品は公式サイトで買うべき?Amazonや楽天でOK?

結論から言うと、公式サイトでの購入がベスト。
その理由は以下の点に注意する必要があるためです。

●Amazonや楽天市場で買う際の注意点

  • 保管状態が悪く品質が落ちている可能性がある
  • 見た目では見分けがつかないが、中身が入れ替えられている場合もある
  • 委託料が発生するため、公式サイトよりも割高な値段設定になっている


公式サイトとAmazonなどのECサイトが同じ値段設定の場合もありますが、そういったケースでは必ずといって良いほど公式サイト購入特典があります。

もし公式サイトと他のECサイトでの値段が同じで公式サイトに特典もない場合は、上記の「品質低下」や「偽物」の可能性もゼロとは言えないので気になる方は公式サイトでのご購入をおすすめいたします。

※公式サイトで販売せず、Amazonや楽天市場でのみ販売しているケースもあります。
その際は担当しているショップが公式、もしくは信頼できる有名なショップであるかを確認しましょう。

それでは詳しく見ていきましょう。

肌タイプ別おすすめ美白化粧品

肌タイプで代表的なのは下記の5つ

  • 普通肌
  • 乾燥肌
  • 脂性肌
  • ニキビ肌
  • 敏感肌

この章では肌のタイプ別におすすめの美白化粧品を紹介いたします。
肌タイプごとに3アイテムずつ紹介していますが、相性も考えて組んでいるのでそのままセットで使うのもおすすめ。

※「普通肌」は肌が安定してトラブルのない状態を指しますので除外しています。

【乾燥肌】におすすめの美白化粧品

乾燥肌とは皮脂の分泌量が少ない肌状態のこと。

  • カサカサやザラザラ感がある
  • 白い粉をふいている
  • 洗顔後に肌がつっぱる
  • 小じわがある

これらに当てはまる人は乾燥肌の可能性が高いと言えます。
ではさっそく乾燥肌におすすめの美白化粧品を紹介していきますね。

  • コーセー米肌肌潤美白化粧水
  • マイマボタニカルホワイトニングミルクローション
  • 肌ラボ極潤薬用ハリクリーム

オルビス ユードット エッセンスローション

出典:Amazon

美白有効成分:トラネキサム酸

【若返り因子「GDF11」を増加させる唯一の化粧水】

肌は年齢を重ねるごとに保水力が低下し、乾燥しやすくなります。
オルビスユー ドット エッセンスローションは肌のGDF11因子を増やすことができる唯一の化粧水。
GDF11は減少するとシワ・たるみ・乾燥などの老化現象が出やすくなるため、肌の老化や乾燥を防ぐにはGDF11を増やすことがとても重要となります。

そのためGDF11因子を増やすことができるオルビスユー ドット エッセンスローションは乾燥肌やエイジングケアの救世主的アイテムといっても過言ではありません。

公式サイトでトライアルセットも扱っていますので、まずは試して効果を感じるようでしたら本品を購入なさってみてはいかがでしょうか?
おすすめNo.1のアイテムなのでぜひ試してみてくださいね!

参考価格(税込)3,630円
おすすめ肌タイプ乾燥肌・脂性肌・敏感肌・普通肌
有効成分トラネキサム酸(美白)
特記事項初回トライアルセットあり(公式サイト)

マイマボタニカル ホワイトニングミルクローション

出典:Amazon

実売価格:約2,000円

●美白有効成分プラセンタエキス

医薬品「ヒルドイド」の主成分としても知られる「ヘパリン類似物質」を配合した高保湿乳液。美白成分「プラセンタエキス」や肌のバリア機能を高める「ヒト型セラミド」などを盛り込んだまさに乾燥肌のための乳液です。
赤ちゃんから大人まで誰でも使えるのが良いですね。

肌ラボ 極潤 薬用ハリクリーム

出典:Amazon

実売価格:約1,500円

●美白有効成分ナイアシンアミド

通常のヒアルロン酸より3倍の保湿力があるいわれる「アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム」や高級原料「シアバター」を配合しています。
シミ予防とシワ改善効果をもつナイアシンアミドも配合された優秀なクリームですが、容量はやや少なめ。

【肌ラボ 極潤 薬用ハリクリーム】はレビュー記事があります
➔【口コミ】極潤エイジングケア薬用ハリクリームを30日間使ってレビュー!

【脂性肌】におすすめの美白化粧品

脂性肌とは皮脂が過剰に分泌された肌状態のこと。

  • Tゾーンがテカリやすい
  • 肌荒れ、ニキビを繰り返す
  • 化粧崩れしやすい
  • 毛穴が目立つ

これらに当てはまる人は脂性肌の可能性が高いと言えます。
おすすめの美白化粧品は以下の3点。

  • メラノCC薬用しみ対策美白化粧水
  • KOSE米肌肌潤美白エッセンス美容液
  • 白潤プレミアム薬用浸透美白乳液

メラノCC 薬用しみ対策 美白化粧水(しっとりタイプ)

出典:Amazon

実売価格:約1,000円

●美白有効成分3-O-エチルアスコルビン酸

美白有効成分のビタミンC誘導体の中で、もっともビタミンCに近いとされる3-O-エチルアスコルビン酸を配合。ノーマルタイプとしっとりタイプがあり、テクスチャー以外にも合う肌タイプが異なります。
ノーマルタイプはアルコール成分配合のため毛穴を引き締める効果があります。ただし刺激が強めで皮脂が増えてしまう場合もあるので、アルコールが気になる方はしっとりタイプをお選びください。

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➔【口コミ】メラノCC化粧水を60日間使ってレビュー!ニキビや肌荒れに効果あり

KOSE 米肌 肌潤美白エッセンス 美容液

出典:Amazon

実売価格:約8,000円

美白有効成分【トラネキサム酸

シミと炎症に効果のある「トラネキサム酸」を配合。なんといっても注目は「ライスパワーNo.7」が配合されている点です。
ライスパワーNo.7は肌の外側ではなく、内側から保湿するという珍しい成分。肌が保湿されれば皮脂の過剰分泌は抑

白潤プレミアム 薬用浸透美白乳液

出典:Amazon

実売価格:約1,000円

●美白有効成分トラネキサム酸

シミ予防と抗炎症効果を併せ持つトラネキサム酸を配合した乳液です。
脂性肌はクリームだと油分が多く、合わないと感じる方も多いので乳液を選びました。乳液は水分と油分をバランスよく含むため、クリームの代わりとしても使用することができます。

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➔【口コミ】白潤プレミアム乳液60日使用レビュー!成分・使い方解説あり

※脂性肌におすすめの美白アイテムをもっと知りたい方はこちら↓

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【ニキビ肌】におすすめの美白化粧品

ニキビには「思春期ニキビ」「大人ニキビ」の2種類があります。
思春期ニキビはTゾーンなど皮脂が多い部分にできやすく、大人ニキビはフェイスラインにできやすいという特徴があります。

いずれも抗炎症成分を配合したアイテムを使うのが効果的。

  • 白潤プレミアム薬用浸透美白化粧水
  • メラノCC薬用しみ集中対策プレミアム美容液
  • ETVOS薬用アクネVCクリームジェル

白潤プレミアム 薬用浸透美白化粧水

出典:Amazon

実売価格:約1,000円

●美白有効成分トラネキサム酸

シミ予防と抗炎症効果を併せ持つ「トラネキサム酸」に加え、抗炎症作用のある「グリチルリチン酸ジカリウム」も配合。
まさにニキビや肌荒れに最適な化粧水です。しかもプチプラという隙のないアイテムですね。

【白潤プレミアム化粧水】はレビュー記事があります
➔白潤プレミアム化粧水しっとりとノーマルの違いをレビュー

イルミルド 薬用ニキビケア美容液

出典:Amazon

実売価格:約2,500円

美白有効成分プラセンタエキス

様々な美容成分を含む美白成分「プラセンタエキス」と肌荒れを防ぐグリチルリチン酸ジカリウムを配合した美容液。
その他に植物系美容エキス多数配合した美容液です。ニキビケアのみならず、肌全体の調子を整えてくれるアイテムと言えますね。

ETVOS 薬用アクネVCクリームジェル

出典:Amazon

実売価格:約5,000円

●美白有効成分テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル

5つあるビタミンC誘導体で唯一「油溶性」なのがテトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル。その特徴を活かしてクリームジェルに配合されています。

薬用アクネVCクリームジェルはその名の通り「ニキビ肌専用」大人ニキビと思春期ニキビのどちらにも最適なクリームと言えます。
美白やニキビ以外にも肌のバリア機能を高める成分や保湿成分も配合と非常に優秀。お試しセットもあるので、とりあえず試して効果をチェックできるのが良いですね。

※ニキビ肌おすすめの美白アイテムをもっと知りたい方はこちら↓

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【敏感肌】におすすめの美白化粧品

敏感肌の場合はまず「低刺激」なアイテムを選ぶのが前提です。
さらに「肌のバリア機能を高める」アイテムも絡めるとより効果が高まります。

  • ファンケル無添加ホワイトニングローションⅡ
  • 極潤エイジングケア薬用ハリ乳液
  • ワイトラベル薬用プラセンタの美白リフトクリーム

ファンケル ブライトニング化粧水Ⅱ

おすすめ

(公式)初回限定セットあり

出典:Amazon

実売価格:約2,000円

●美白有効成分L-アスコルビン酸2-グルコシド

防腐剤や香料など刺激になりやすい成分を排除した化粧水です。L-アスコルビン酸2-グルコシドも低刺激な美白有効成分として有名。
お試しセットも用意されています。しかもお試しセットは開封後でも返品OKというんだから驚き。ちゃんと肌に合うか試してもらいたいという考えなのでしょうが… すごすぎる。

極潤エイジングケア 薬用ハリ乳液

出典:Amazon

実売価格:約1,000円

●美白有効成分ナイアシンアミド

シミ予防とシワ改善のダブル効果をもつ「ナイアシンアミド」配合。
それだけでも優秀ですが、敏感肌でも使えるよう刺激の出やすい成分は排除されています。価格も安く試しやすいのも高評価ですね。

※【極潤エイジングケア 薬用ハリ乳液】のレビュー記事はこちら↓
➔【口コミ】極潤エイジングケア乳液を60日使ってレビュー!

ホワイトラベル 薬用プラセンタの美白リフトクリーム

出典:Amazon

実売価格:1,980円(税込)

●美白有効成分プラセンタエキス

低刺激な美白成分「プラセンタエキス」を有効成分として配合し、さらに肌のバリア機能を高める「ヒト型セラミド」を3つも配合しています。
まさに敏感肌のためのクリームですね。コラーゲンやヒアルロン酸など保湿成分も配合されているので乾燥が気になる方にもおすすめ。

⚫敏感肌におすすめの美白化粧品をまとめた記事もあります。

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敏感肌が避けるべき成分

敏感肌の方は避けたほうが無難な成分の一部を紹介いたします。
※敏感肌でも問題なく使える場合もあります。

美白有効成分

※名前をタップで成分解説へジャンプ


この3つは美白有効成分の中でもシミに対する効果が特に高いとされる成分です。
効果が高いゆえに刺激も出やすいので、敏感肌の方は避けたほうが良いと思います。

その他の成分

  • エタノール
  • PG(プロピレングリコール)
  • DPG(ジプロピレングリコール)
  • 1,2-ヘキサンジオール
  • ペンチレングリコール
  • カプリリルグリコール
  • オーガニック・タンパク由来成分
  • 鉱物油
  • 香料
  • 防腐剤


これらの成分は比較的刺激が出やすいとされる成分です。
しかし配合量が少なければ問題がない場合が多いので全成分の一覧を見て、上位に記載されていなければあまり気にする必要はないでしょう。

※一般化粧品は配合量が多い順に記載するというルールがある
※医薬部外品は多い順に記載するルールはないが、大半のメーカーは自主的に多い順に記載している

上記の成分を全部避けるのは不可能なので、ある程度妥協しつつ刺激の低そうなアイテムをお選びいただければと思います。

【混合肌】はどうすればいいの?

乾燥肌、脂性肌、ニキビ肌、敏感肌と4つの肌タイプについて解説しましたが、これらが混合した肌タイプの方もいるかと思います。

混合肌とは顔の部位別で乾燥しやすかったりテカりやすかったりする状態のこと。例えば「額や鼻はテカりやすいのに、目や口の周りは乾燥しやすい」といったタイプです。

ちなみに私はまさにTゾーンが脂性肌で目と口付近が乾燥肌の混合タイプ。では混合肌タイプはどうケアするのが良いのでしょうか?

混合肌のスキンケア方法

混合肌は部位のタイプに合わせてアイテムを選ぶのがおすすめ。
私の場合は

  • 脂性肌のTゾーンはビタミンCなど皮脂を抑える効果のあるアイテムを使用
  • 乾燥肌の目や口の周りには保湿力のあるアイテムを使用

という感じでケアをしています。

●混合肌におすすめの手順はこちら

  1. まず保湿力の高い化粧水で顔全体を潤す(米肌化粧水など)
  2. 皮脂が気になる部位にビタミンCの美容液を使用
  3. 乾燥が気になる方はクリーム、テカリが気になる方は乳液を顔全体に塗って仕上げる

➔米肌 肌潤美白化粧水 公式サイト


スキンケアは毎日の積み重ねが大切。日々繰り返すことで数年後、同年代の方と大きな差が生まれますよ。
一緒にがんばりましょう♪

次の章では美白化粧品よりも効果の高い「あのアイテム」について解説いたします!

シミを防ぐ最強のアイテム

「シミを予防する」という点で言うと、美白化粧品以上に重要なのが「日焼け止め」を塗ること。

シミの原因の多くは紫外線と言われています。ということは紫外線をブロックできればシミは防げるということ。なので天気が雨や曇でも外出時は日焼け止めを塗ることを強くおすすめします。

日焼け止めって色々ありすぎて、どれ選んだらいいのかよくわからないな…

ミラオ先生
ミラオ先生

そんなあなたのためにおすすめの日焼け止めを厳選しましたよ

敏感肌日焼け止め35選アイキャッチ
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自分の肌タイプをしらべよう!

肌の状態は千差万別。
自分に合うアイテムを見つけても肌は年齢や季節、環境などで状態は日々変化していきます。自分に合ったスキンケアアイテムを見つけるには、まず今の肌状態がどうなっているのかを知るのがとても重要。

ネット上で肌の無料診断ができるサイトもあるので、アイテムを購入する前に一度利用して自分の「今の」肌状態を確認しておきましょう。

私のおすすめは【オルビス セルフスキンチェック】

水分や油分のバランス、現在の肌状態やお手入れのアドバイスなどを診断することができます。完全無料で誰でも利用できるのでお気軽にお試しください。
質問の答えを選択するだけなんで5分くらいで終わります。

ちなみに私の診断結果はこちら↓

➔オルビス セルフスキンチェック

効果的な美白化粧品の使い方

どうせ美白化粧品を使うなら、その効果を最大限に引き出したいですよね。
ここでは美白化粧品を効果的に使うポイントを解説します。

正しい洗顔

まずは洗顔で汚れや余分な皮脂を落とすことが大切です。
洗顔方法にも抑えるべきポイントがあるので確認しておきましょう。

洗顔のポイント

ぬるま湯で予洗い
37℃以下のぬるま湯でやさしく予洗いすることで皮脂や汚れを軽く落とします。
お湯の温度が高いと皮脂を落としすぎてしまう場合もあるので注意。
逆に温度が低いと汚れや皮脂が残りすぎてしまうので気をつけましょう。

マイルドな洗顔料を使う
洗顔には石鹸を使うという人もいるかもしれませんが、石鹸は洗浄力がかなり強いのでおすすめしません。同様に石鹸成分が主成分の洗顔料も避けたほうが無難です。 
(水酸化カリウムなど)
マイルドを売りにしている洗顔料がおすすめ。

泡で洗顔する
ペースト状の洗顔料でそのまま洗顔すると、摩擦で肌にダメージを与える恐れがあります。
摩擦はシミやたるみなどの原因にもなるので、泡で顔を包むように洗うのがベスト。泡立てネットを使うか、泡で出てくる洗顔フォームを使いましょう。

※泡だてネットは放置すると雑菌が繁殖しやすいので、使用後はしっかりすすいで水分を拭き取ってから干しましょう。

すすぎはしっかり
マイルドな洗顔料であっても、顔に残ってしまえば肌への負担となります。
洗うことも大切ですが、それ以上にすすぎはしっかり時間をかけましょう。すすぎ時も肌に刺激や摩擦を与えないよう気をつけて!

洗顔後は速やかに保湿
マイルドな洗顔料であっても洗顔後は乾燥します。
肌の乾燥を放置すると肌荒れやシワなど様々な肌トラブルの原因になりえるので、洗顔後は速やかに保湿をしましょう。

洗顔料に迷ったら…

美肌を目指す上で洗顔料やクレンジング選びはとても重要です。
とはいえ選び方のポイントがわからないとどれが良いのか迷いますよね。
洗顔料の選び方やおすすめのクレンジングと洗顔料をまとめた記事を作成しましたので、気になる方は覗いてみてください。

その肌荒れの原因は「洗顔」かも:正しい洗顔方法でツヤ肌になろう!洗顔はやり方を間違うと肌荒れやシミ・たるみの原因になりかねません。この記事では美容の専門家がツヤ肌になるための洗顔方法を解説。おすすめ洗顔料やクレンジングオイルも紹介しています。...

➔美肌洗顔のやり方とおすすめ洗顔料をみる

美白成分を組み合わせて使う

美白化粧品に配合されている「美白有効成分」は組み合わせて使うのが効果を引き出すポイントです。

セット例↓


といった感じで美白有効成分が被らないよう組み合わせると、相乗効果が生まれやすくなります。美白化粧品を購入する際は「有効成分はなんだろう?」と成分表をチェックしてみてください。

「肌タイプ別おすすめ美白化粧品」の章で紹介したアイテムの組み合わせは、美白有効成分が被らないようにセットしてあります。
組み合わせを考えるのが面倒ならこの3つのアイテムをそのままセットで使用するのもアリですよ。
➔「肌タイプ別おすすめ美白化粧品」

美白化粧品とは?

「そもそも美白化粧品ってなんなの?」

そんな疑問をお持ちの方も多いかと思います。美白化粧品とは一体何者なのか?どんな効果があるのかを解説いたします。

「美白化粧品」と「一般化粧品」の違い

美白化粧品と一般化粧品の主な違いは
「美白効果を重視しているか」です。

美白化粧品は美白有効成分という厚生労働省認可の有効成分を規定量配合しています。

要するに美白化粧品と一般化粧品の違いは
「美白有効成分を規定量配合しているかどうか」の違いということですね。

「一般化粧品」と「医薬部外品」と「医薬品」

【一般化粧品】・【医薬部外品】・【医薬品】
それぞれの特徴を確認してみましょう。

一般化粧品

日常的なスキンケアや美容効果を目的としているアイテム。

医薬部外品

有効成分とよばれる薬効成分が配合されているアイテム。
美白化粧品の場合はシミやそばかすなどの予防を効果としている。

医薬品

疾病の治療や予防を目的としており、医師や薬剤師の指導のもとで使用されるもの。

化粧水などのスキンケアアイテムは一般化粧品か医薬部外品のどちらかに分類されます。
効果の強さは

(強い)医薬品 > 医薬部外品 > 一般化粧品(弱い)

となりますが一部の高価な一般化粧品の中には医薬部外品を超える濃度の成分を配合したものや、最新成分配合のアイテムもあるので、一概に医薬部外品のほうが効果が高いとは言えません。

とはいえ同じ価格帯のアイテムであれば、医薬部外品のほうが効果が高い場合が大半。迷ったら医薬部外品のアイテムを選ぶのがおすすめですよ。

「美白」ってどういう意味?

美白という言葉がたくさん出てきましたが、そもそも美白ってどいう意味を指すのでしょうか?

「肌が白くなってキレイになる」

という漠然としたイメージをお持ちかもしれませんが、化粧品でいう美白は若干ニュアンスが異なります。

化粧品で言う美白とは「シミ・そばかすができるのを予防する」こと。
顔全体を白くするという意味ではありません。また、すでにあるシミを消すものでもありません。

あくまでシミができたり増えたりするのを予防するアイテムです。なので「美白化粧品でシミを消すぞー!」とがんばって塗り込んでも、残念ながら消えることはないでしょう。

「なんだ、ただの予防か。じゃあもういいわ」

と思うかもしれませんが、ちょっとお待ちください。

シミは予防がめちゃくちゃ大事。なぜなら一度できたシミを消すのは容易ではないからです。今シミがなくても、肌の中ではすでに作られ始めているかもしれません。

シミは時間をかけてゆっくりと肌表面に現れるので、目に見える前に対策を打つのがとても重要。なので美白化粧品はできれば20代から始めるのがベストです。

「もう40歳だし、始めても遅いか・・・」

と思う必要はないですよ。シミは年齢を重ねるほどリスクがあがるので、何歳からでも対策をするべきです。
人生で今日が一番若い日。まだの人は今日からでも遅くないのでシミ対策を始めてくださいね。 

美白化粧品には「美白有効成分」が配合されている

お伝えしたとおり、美白化粧品には「美白有効成分」が配合されています。
まずは
「そもそも美白有効成分って何なの?」

という疑問にお答えしたいと思います。

美白有効成分とは?

美白有効成分とは「シミやそばかすに対する予防効果がある」と厚生労働省が認めた成分のこと。

厚生労働省がしっかり審査して認定しているので、一般化粧品よりも効果が期待できます。ちなみに美白有効成分配合を規定量配合した化粧品は、一般化粧品ではなく「医薬部外品」となります。

現在市場で扱われている美白有効成分

現在使用されている美白有効成分は全部で20種類です。

認可された順に解説しております。ご参考にどうぞ。

※現在使用されていない成分は除外
※名前をタップで解説記事へジャンプ

プラセンタエキス

豚の胎盤を原料とした成分。
様々な栄養成分が含まれるので美白以外の美容効果も期待できる。

アスコルビン酸

いわゆる「ビタミンC」のこと。
美白効果が高く抗酸化作用もある優秀な成分だが、不安定で肌への刺激が出やすいというデメリットも。

リン酸L-アスコルビルマグネシウム(APM)

ビタミンC誘導体。不安定な性質をもつビタミンCを安定化させた成分。
本来のビタミンCより効果は劣るが、刺激なども抑えられている。

リン酸L-アスコルビルナトリウム(APS)

ビタミンC誘導体。
上記のAPMは水に溶けにくい性質だったが、こちらは溶けやすいので化粧水などに使用されることが多い。

コウジ酸

酒蔵で働く杜氏の手がキレイだったことで研究された成分。
天然由来の成分のため、配合アイテムは高価になりがち。

アルブチン

最強の美白成分と言われるハイドロキノンをマイルドにした成分。
効果は弱めだが刺激も抑えめなので幅広く使用されている。

L-アスコルビン酸 2-グルコシド

ビタミンC誘導体の中でも安定度が高く、刺激も抑えめなので多くの美白化粧品に採用されている。
美白効果自体はマイルドな部類。

エラグ酸

イチゴなどの天然ポリフェノールから生まれた成分。
美白効果は高めだがその分肌への刺激もやや強め。

4-n-ブチルレゾルシン(ルシノール)

美白有効成分の中でもトップクラスの美白効果をもつ成分。
その分肌刺激も強め。配合しているアイテムが少ないのが難点。

カモミラET

カモミールを原料とした美白有効成分。
効果も肌刺激もマイルドで、敏感肌の方に人気の成分。

リノール酸S

紅花が原料の美白有効成分。
独自の美白作用があり、効果も刺激も中程度とバランスが良いのが特徴。配合アイテムが少なく、価格も高めなのが難点。

トラネキサム酸

美白以外に抗炎症効果も有効成分として認可されている多才な成分。
プチプラからデパコスまで幅広く使われている。効果、刺激ともにマイルド。

4-メトキシサリチル酸カリウム塩(4MSK)

ビタミンCやルシノールと並ぶ高い美白効果をもつ成分。
その分肌への刺激も強め。高価なアイテムに配合されることが多いが、最近はプチプラアイテムに配合されることも。

3-O-エチルアスコルビン酸(ビタミンCエチル)

ビタミンC誘導体の中で、もっとも本来のビタミンCに近い成分。
美白効果も高いが刺激も他の誘導体に比べるとやや高め。

アデノシン一リン酸二ナトリウム OT(エナジーシグナルAMP)

ターンオーバーを早めるという希少な作用をもつ成分。
美白効果や肌刺激は中程度と優秀だが、アイテムが少なく高価格。

テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VC-IP)

美白有効成分のビタミンC誘導体の中で、唯一脂溶性という特徴がある。
そのためクリームなどに配合しやすく重宝されている。

ニコチン酸アミド(ナイアシンアミド)

美白とシワ改善のダブルで認可されている唯一の有効成分。
低価格化が進んだことで現在は多くのアイテムに配合されている。効果は美白、シワ改善ともにマイルドで敏感肌でも使いやすい。

トラネキサム酸セチル塩酸塩(TXC)

あのシャネルが開発した美白有効成分。
トラネキサム酸を改良してパワーアップさせたもの。難点はやはり価格と配合アイテムの少なさ。

デクスパンテノールW(PCE-DP)

ターンオーバーを早める希少な作用をもつ。効果、肌刺激とも中程度でバランスが良い。

グリチルレチン酸ステアリルSW

2023年に承認された最新の美白有効成分。
肌の炎症反応を抑えることでメラニン生成司令を抑制しシミをふせぐ。

次の章では「美白有効成分はどうやってシミを防いでいるのか?」を解説いたします。

どのようなメカニズムでシミに作用するのか

美白有効成分がシミの発生を防ぐ方法は、大きく分けて4種類。

  1. 「シミを作れ」という命令を出させない
  2. シミの作り始めで止める
  3. シミが黒くなるのを止める
  4. シミが肌に定着する前に剥がす

①「シミを作れ」という命令を出させない

紫外線などの刺激を受けると、肌は防御のために「シミを作れ!」と命令を出します。
その命令を止める作用が「メラニン生成司令の抑制」

●「メラニン生成司令の抑制」の働きを持つ成分↓

  • カモミラET
  • トラネキサム酸
  • TXC
  • グリチルレチン酸ステアリルSW

②シミの作り始めで止める

「シミを作れ!」という命令が届くと、チロシナーゼという酵素がシミを作り始めます。
この酵素の働きをジャマすることでシミを作らせない作用が「チロシナーゼ阻害作用」

●「チロシナーゼ阻害作用」の働きを持つ成分↓

  • プラセンタエキス
  • コウジ酸
  • アルブチン
  • 4-n-ブチルレゾルシン(ルシノール)
  • リノール酸S
  • 4-メトキシサリチル酸カリウム塩(4MSK)

③シミが黒くなるのを止める

チロシナーゼが働き、シミの素(メラニン)がどんどん酸化して黒く変化していきます。
この酸化をストップしてシミを黒くさせない作用が「メラニン色素の還元作用」

●「メラニン色素の還元作用」の働きを持つ成分↓

  • アスコルビン酸 (ビタミンC)
  • ビタミンC誘導体 (5種類あり)
  • ニコチン酸アミド (ナイアシンアミド)

④シミが肌に定着する前に剥がす

シミが順調に育つとやがて肌の表面に現れます。
このまま定着すれば消えないシミとして残りますが、シミができたばかりならまだ大丈夫。ターンオーバーを早めて垢と一緒にシミを剥がすことができます。
このターンオーバーを促進してシミを剥がす作用が「メラニンの排出効果作用」

●「メラニンの排出効果作用」の働きを持つ成分↓

  • アデノシン一リン酸二ナトリウム OT(エナジーシグナルAMP)
  • デクスパンテノールW


以上のように19種類ある美白有効成分も、それぞれ特徴があり働きも異なります。こういった働きを知っておくと、美白化粧品を組み合わせて使う際に役立ちますよ♪

ところで美白成分と聞くと「ハイドロキノン」をイメージされる方もいるかと思います。次章では、私が「ハイドロキノンをおすすめしない理由」を述べます。

ハイドロキノンをおすすめしない理由

ハイドロキノンは非常に強力な漂白効果をもつ成分です。昨今ではネット通販などでもハイドロキノン配合のアイテムが気軽に購入できてしまいます。

しかしハイドロキノンは効果が強力な分、副作用のリスクも高いためおすすめしません。
個人の判断で使用するのはハイリスクなので、必ず医師の判断のもとで購入、使用してください。

●ハイドロキノンの主な副作用

  • かぶれや赤みなどの炎症
  • 白斑
  • シミが濃くなる

かぶれや赤みなどの炎症

ハイドロキノンは効果が強力な分、肌への刺激も強い傾向があります。
かぶれや赤みなどが出やすい成分なので、安易に使用するのはやめましょう。

白斑(はくはん)

一番怖い副作用が白斑です。白斑とは肌の一部分が白抜けした状態になること。
白斑にならないよう使用中は注意深く観察する必要があります。

シミが濃くなる

ハイドロキノンを塗った状態で紫外線に当たると、逆にシミが濃くなることがあります。

以上のようにハイドロキノンは効果が強力な分リスクのある成分です。安易に手を出さず、専門家に相談した上で使用するようにしましょう。

肌タイプ別 美白化粧品の選び方 まとめ

※アイテム名をタップすると解説へジャンプします

⚫【乾燥肌】におすすめの美白化粧品 3選

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⚫【脂性肌】におすすめの美白化粧品 3選

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  • 美白化粧品には「美白有効成分」が配合されていて、現在使用されているのは19種類
  • この19種類の美白有効成分を組み合わせて使うのが効果的
  • 乾燥肌タイプ:美白だけでなく保湿力が高いアイテムを組み合わせる。 解説は➔こちら
  • 脂性肌タイプ:適度に保湿しつつ、過剰な皮脂分泌を抑えるアイテムを選ぶ。 解説は➔こちら
  • ニキビ肌タイプ:皮脂と炎症を同時に抑えるアイテムを組み合わせる。 解説は➔こちら
  • 敏感肌タイプ:低刺激かつバリア機能を高めるアイテムを組み合わせる。 解説は➔こちら

美白化粧品は無数に存在していますが、ポイントを押さえれば自分の肌に最適なアイテムを選ぶことができます。
アイテム選びに迷ったらいつでもこの記事を読みにきてくださいね。
あなたの肌が今よりもっともっとキレイになることを心より願っております。

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2024年8月2日更新