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厚労省が認可した美白成分を解説 PR

美白成分「リノール酸S」の効果は?配合のおすすめ化粧品も紹介【リノレックS】

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リノール酸Sの原料 紅花

リノール酸Sはドラッグストア等で売っている化粧品には配合されていないため、お店ではなかなか購入することができません。しかしネットでならリノール酸S配合の化粧品を購入することができます。

今回は大人気の【リノール酸S】について解説したいと思います。

独自の美白作用がある【リノール酸S】 その秘密を探っていきましょう♪

まずは結論から

まずは疑問にお答えいたします。

  • リノール酸Sはあの有名な【サンスター】が開発し、厚労省が認可した美白有効成分
  • チロシナーゼを抑制ではなく分解するという独自の作用あり
  • サンスターが販売している【エクイタンス】シリーズが大人気

リノール酸Sの効果や、肌への刺激は?

リノール酸Sは

  • どのくらい効果が期待できるの?
  • 肌への刺激はある?

このような疑問をお持ちの方のために、わかりやすく表にしました。

※当サイト調べ基準 評価はS・A・B・C・Dの5段階

有効成分名リノール酸S
別名リノレックS・アイリノールなど
シミ予防効果B   (中程度)
肌への刺激B   (中程度)
開発メーカーサンスター

リノール酸Sはシミ対策としての効果は中程度で、肌への刺激も強すぎず弱すぎずとバランスのとれた成分です。シミ対策以外の効果もあるのが特徴。詳しくは記事の続きをお楽しみください。

リノール酸Sはサンスターが開発

リノール酸Sの原料となった紅花

サンスターというと歯磨き粉が有名ですが、実は化粧品開発の歴史は長く、40年以上前の1974年から販売実績があります。
サンスターは独自の美白成分の開発をするため検証や研究を重ねました。そして紅花油から抽出される成分、リノール酸に美白効果があることに注目。

このリノール酸をもとに、美白成分を開発する研究を始めました。

【リノール酸】から【リノール酸S】へ

リノール酸は主に保湿目的で配合される成分でしたが、同時に美白効果が秘められていることも解っていました。
しかし実際に美白効果を発揮させるのは難しい成分でもありました。

美白効果を得るには、成分が肌の中にあるメラノサイトというシミ作成工場に働きかけることが必要。しかしリノール酸は浸透性がとても高く、メラノサイトを通り過ぎてその奥の真皮まで浸透してしまい、美白効果を得るのが難しい成分でした。

そこでサンスターは研究の末、リノール酸がメラノサイトで留まるよう改良。
それが【リノール酸S】です。
その効果が認められ、2001年に厚生労働省から美白有効成分として認可されました。

現在も「リノール酸S」配合化粧品は人気を集めています。サンスターはこの【リノール酸S】に【リノレックS】という愛称をつけ、パッケージやウェブサイトに記載しています。

おそらく「リノール酸」と「リノール酸S」では名前が似すぎていて区別がしにくいため、別の愛称をつけたのだと思われます。

リノール酸S「リノレックS」以外に「アイリノール」と呼ばれることもあります。

ちょっとややこしい…

【美白効果】リノール酸Sはチロシナーゼを分解

美白化粧品は メラニンの生成をおさえシミ、そばかすをふせぐ事を目的にしています。シミをふせぐプロセスは大きくわけて4段階。

  1. 「シミをつくれ!」という命令をブロック
  2. シミの赤ちゃんが育つのをブロック
  3. メラニンが黒くなるのをブロック
  4. シミが肌に定着するのをブロック

リノール酸Sはの「シミの赤ちゃんが育つのをブロック」という作用をメインとしています。
他の美白有効成分にもの「シミが育つのをブロックする」ものはありますが、その大半はシミの赤ちゃんが育つのに必要なチロシナーゼという酵素の働きを抑えて、育つのをブロックするという方法。

しかしリノール酸Sは一味ちがいます。
シミが育つのに必要なチロシナーゼを【分解】するという強力な作用をします。

チロシナーゼ自体の量を減らすことができるので、他のチロシナーゼ抑制作用のある美白有効成分よりも高い効果が期待できるのが「リノール酸S」の大きな特徴と言えるでしょう。

肝斑にも効果あり

頬骨周辺にできるぼやっとしたシミを【肝斑】(かんぱん)と言いますが、リノール酸Sはこの肝斑にも効果が期待できると言われています。

肝斑は30代以降の女性にできやすいので、まだ肝斑ができていなくても予防目的で使用するのは有りでしょう。

リノール酸S以外の美白有効成分はこちら↓
➔【厚労省のお墨付き】美白有効成分21種類をまとめて解説!

リノール酸Sのメリット・デメリット

メリット

  • 他の美白アイテムにはない独自の美白作用がある
  • シミだけでなく肝斑への効果も期待できる
  • 肌バリア機能の向上や保湿効果がある

デメリット

  • 配合されている商品が少ない
  • 配合アイテムの価格が高め

リノール酸S配合の化粧品

リノール酸S配合の人気化粧品は、開発元でもあるサンスターが販売する【エクイタンス】シリーズ。中でも美容液の【エクイタンス ホワイトエッセンス】有名です。↓

エクイタンス ホワイトエッセンス 外観

出典:Amazon

エクイタンス ホワイトエッセンス

>>サンスター 薬用美白美容液 エクイタンス ホワイトエッセンス

シミは紫外線が主な原因。おすすめの日焼け止めを厳選して紹介

どれだけシミに効果のある美白化粧品を使っても、シミができる恐怖から逃れることはできません。
なぜならシミの主な原因は紫外線だからです。
シミをふせぎたいなら、まず日焼け止めで紫外線を可能な限りブロックする必要があります。
その上でシミが増えるのを抑える美白化粧品を使用するのがベスト。

でも日焼け止めって種類が多すぎてどれを選べばいいのか…

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ご安心を!日本化粧品検定1級で美白マニアの私が厳選してまとめておきました♪

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【リノール酸S】解説 まとめ

サンスターが開発した【リノール酸S】はシミを育てるチロシナーゼを分解するという独自の作用がある成分でしたね。リノール酸S配合の化粧品は人気が高く評判も良いので、興味のある方はチェックしてみてください。

ではまた次の記事でお会いしましょう。

  • リノール酸Sはあの有名な【サンスター】が開発し、厚労省が認可した美白有効成分
  • チロシナーゼを抑制ではなく分解するという独自の作用あり
  • サンスターが販売している【エクイタンス】シリーズが大人気

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2024年4月18日更新