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厚労省が認可した美白成分を解説 PR

【効果は?】美白成分「デクスパンテノールW」(PCE-DP)について解説 おすすめ化粧品も紹介【パンテノールとの違いは?】

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デクスパンテノールW解説記事のアイキャッチ画像

「美白化粧品 色々ためしたけど、なんだかどれもイマイチだったなぁ…」

今回紹介するデクスパンテノールW(別名:PCE-DP)は、今までの美白化粧品とはシミに対するアプローチが全然違う新しい成分です。

約10年新規承認のなかった美白有効成分という厚い壁を、ついに破ったのがこの【デクスパンテノールW】
今回はデクスパンテノールWの特徴や効果の解説、おすすめ配合化粧品の紹介をしていきます。

今までの美白化粧品では満足いかなかった方におすすめです♪

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記事を書いた人➔ミライ
日本化粧品検定1級・男性・44歳。美白化粧品専門サイトの管理人。美白化粧品のレビューや成分解説をメインに記事を公開している。

●ツイッター(X)で美容情報を毎日発信中→twitter.com/A_A_mirai

デクスパンテノールWの効果や、肌への刺激は?

デクスパンテノールWが

  • どのくらい効果が期待できるのか?
  • 肌への刺激はあるのか?

などをわかりやすく表にしました。

※当サイト調べ基準 評価はS・A・B・C・Dの5段階

有効成分名デクスパンテノールW
別名PCE-DP・m-ピクセノール
シミ予防効果B   (中程度)
肌への刺激B   (中程度)
おすすめ度A
開発メーカーPOLA

デクスパンテノールWはシミ対策としての効果は中程度で、肌への刺激も強すぎず弱すぎずとバランスのとれた成分です。

これまでの美白有効成分とは違う新しいアプローチでシミをブロック。他の美白化粧品ではイマイチ効果を感じられなかった方に試してもらいたい成分ですね。

デクスパンテノールW 配合美容液

オルビス ホワイトクリアエッセンス美容液


出典:Amazon

デクスパンテノールWの美白効果

約20種類ある美白有効成分は、主に以下の4つのうちいずれかの作用をする事でシミができるのをふせいでいます。

  1. 「メラニンを作れ!」という命令をブロック
  2. シミの赤ちゃんを育てる酵素をブロック
  3. メラニンが黒くなるのをブロック
  4. シミが肌に定着するのをブロック

デクスパンテノールWはシミが肌に定着するのをブロックすることでシミができるのをふせいでいます。

メラニンには頼らない

肌は紫外線の刺激を受けると肌を守ろうとしてメラニンを作り、それが肌に定着する事でシミとなってしまいます。それならメラニンに頼らなくても肌自体が強くなれば、メラニンは作られずシミができないのでは?

そんな発想から研究はスタートしました。

メラニンを分解して追い出す!

肌の表面にある細かいメラニンがひとつに固まると、「シミ」として目に見える形に。
デクスパンテノールWにはこの固まりを分解し、シミとして認識できない状態にする作用があります。

さらにターンオーバー(肌の生まれ変わり)促進効果で細かくなったメラニンを垢として剥がす作用も。メラニンの分解メラニンの排出

このふたつの作用でシミを肌に定着させないという他の美白有効成分にはできない独自の特徴をもっているのがデクスパンテノールWの人気の秘密です。

デクスパンテノールW以外の美白有効成分はこちら↓
>>【厚労省のお墨付き】美白有効成分20種類をまとめて解説!

なぜ10年間も新規の承認がされなかったの?

美白有効成分は2009年に承認された【TXC】以来、約10年ものあいだ新規の成分が承認されない状況が続いていました。その理由は2008年に美白有効成分として認可された【ロドデノール】が大きく関係します。

ロドデノール配合の美白化粧品を使用した人に肌が白抜けしてしまう【白斑】という副作用が、複数の人に発症してしまいました。

この白斑問題は2013年に発覚。

メーカーは自主回収に追われ、厚労省もロドデノールの安全性に問題ありと判断し、美白有効成分としての認可を取り消すこととなってしまいます。

厚労省が安全性を認めて認可したにも関わらず大きな副作用が出てしまったため、今後同じ事が起きないよう美白有効成分の安全性に対する審査基準が厳しくなりました。

結果として新規の美白有効成分が長いあいだ承認されないという状況が続いていたのです。

化粧品業界では「もう新規での美白有効成分は出てこないだろうな…」

なんて話が常識となりつつあったところに、約10年の沈黙をやぶって2018年12月にポーラが開発した【デクスパンテノールW】が、ついに新規の美白有効成分として厚労省に認められたのです。
安全性、効果とも信頼のおける成分。それが【デクスパンテノールW】です。

パンテノールとデクスパンテノールの違い

「パンテノール」と「デクスパンテノールW」の違いは、美白効果の有無です。

「パンテノール」という成分はビタミンB群のひとつで、様々な用途で使われてきました。

主な効果は

  • 保湿
  • ターンオーバーの促進
  • 炎症を抑える
  • 育毛

などがあります。
目薬、化粧水、育毛剤など多くの商品に使用されている万能成分です。

POLAは研究の結果、パンテノールには美白効果も期待できることを発見。さらに研究をすすめデクスパンテノールWの開発に成功しました。厚生労働省への審査も無事にパスし、10年ぶりの新規美白有効成分として登録され、話題になりました。

デクスパンテノールWはパンテノールをもとに開発されているので、保湿や育毛などの効果も期待できます。ただし過度な期待は禁物。
美白以外の効果は「ついでに効いたらいいなぁ」くらいのとらえ方で丁度よいでしょう。

おすすめの配合化粧品

化粧水をコットンに湿らせる

デクスパンテノールW(m-ピクセノール)はポーラが開発した成分なので、現在はポーラとグループ会社のオルビスが販売する製品にのみ配合されています。

デクスパンテノールW配合 おすすめ美容液↓

オルビス ホワイトクリアエッセンス美容液

出典:Amazon

デクスパンテノールW(m-ピクセノール)配合の化粧品は、どれも10,000円以上の高級なものばかり。そんな中オルビス ホワイトクリアエッセンスは、5,500円(税込)で購入可能な非常にコストパフォーマンスが高い美容液です。

ちなみに公式サイト限定ですが、ホワイトクリアエッセンスを購入するとオルビス ユーのトライアルセットがおまけでもらえます。

ポーラ ホワイトショットLX


デクスパンテノールW配合の代表的な化粧水です。12,100円(税込)と高価格ですが容量が150mlと多いので、最新の美白成分配合という点を考慮すればコスパはそれほど悪くはありません。
肌の刺激になりやすい成分も配合されているので、敏感肌の方は先に紹介したオルビスのホワイトクリアエッセンスがおすすめです。

「デクスパンテノールW」解説 まとめ

約10年の沈黙をやぶったデクスパンテノールWは、独自の美白効果をもった素晴らしい成分。お値段は高めになりますがそれだけの価値は十分にあると思います。

非常に人気で評判の良い成分なので、気になった方は一度試してみてください!

最後までお読みいただきありがとうございます♪
また次の記事でお会いしましょう☆

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2023年9月3日更新