「アルブチンってよく見るけど、どんな効果があるんだろう?」
「アルブチンでシミは消えるの?」
アルブチンが配合されたスキンケア化粧品は、ドラッグストアでたくさん販売されています。名前は見たことがあるという方も多いのではないでしょうか?
今回はこの【アルブチン】の美白効果や種類についてわかりやすく解説していきたいと思います。
この記事を読むと…
この3つの疑問が解消されます。
アルブチンは実は1種類ではありません!
このあと詳しく解説です♪
さっそく結論から
いきなりですが結論からお伝えします。
- アルブチンはシミの赤ちゃんが育つのをジャマする事でシミができるのを予防する
- アルブチンはハイドロキノンをマイルドにした美白成分
- アルブチンには α(アルファ)とβ(ベータ)の2種類がある
- おすすめ化粧品は3つくわしい解説は →こちらをタップ
アルブチンの効果や肌への刺激は?
アルブチンは
- どのくらい効果が期待できるのか?
- 肌への刺激はあるのか?
などをわかりやすく表にしました。
※当サイト調べ基準 評価はS・A・B・C・Dの5段階
有効成分名 | アルブチン |
別名 | β-アルブチン など |
シミ予防効果 | D (マイルド) |
肌への刺激 | C (低刺激) |
おすすめ度 | C |
開発メーカー | 資生堂 |
アルブチンはどうやってシミを防いでいる?
ではアルブチンがどういった働きでシミを防いでいるのか見ていきましょう。
シミが育つのを防ぐ
シミが肌にできるプロセスは大きくわけて4段階。
- 「メラニンを作れ」と命令が出る
- シミの赤ちゃんをメラニンにするためチロシナーゼという乳母がせっせと育てる
- メラニンが酸化し、黒く育っていく
- 黒いメラニンが肌の表面に現れ、そのままシミとして居座る
アルブチンはシミの赤ちゃんを育てるチロシナーゼという酵素のジャマをして、シミにならないよう予防する効果をもっています。
●シミができるプロセスについて解説↓
➔【美白化粧品とは?】シミができる4つのプロセスと美白有効成分を解説!
ハイドロキノンとの違い
アルブチンは別名「ハイドロキノン誘導体」。ハイドロキノンというのは医薬品として使用されている成分で、シミに対して強力な作用をもっています。
美白有効成分は予防を目的としていますが、このハイドロキノンはシミを消す効果も期待できるほど作用が強いため「肌の漂白剤」とも呼ばれています。
※効果が強力な分副作用のリスクも高いので、医師に相談してからの使用をおすすめします。
アルブチンはハイドロキノンと糖でできている
なぜアルブチンが「ハイドロキノン誘導体」と呼ばれるのでしょうか?
アルブチンはもともとコケモモやウワウルシなどから抽出された成分ですが、化粧品として使用される場合はハイドロキノンと糖を合成して作られます。ハイドロキノンに糖が結合することで毒性が弱まり安全性が高まります。
アルブチンはハイドロキノンほどの強い効果はありませんが、安全性が高くシミの予防ができるので多くの化粧品に使用される人気の成分となりました。
ハイドロキノンをマイルドにして安全に使えるようにしたのがアルブチンなんですね!
α-アルブチンとβ-アルブチンの違い
アルブチンにはα(アルファ)とβ(ベータ)の2種類があります。αアルブチンとβアルブチン、それぞれの特徴を見ていきましょう。
※β-アルブチンのほうが先に開発されましたので
- β-アルブチン
- α-アルブチン
の順番で解説いたします。
β-アルブチン
アルブチンはαとβの2種類がありますが、【アルブチン】とだけ表記される場合はβ-アルブチンのことを指します。β-アルブチンは資生堂が開発し、1990年に美白有効成分として厚生労働省に認可されました。
現在は様々なメーカーが使用しており、数多くの商品に配合されています。
- メリット
- ① 厚労省認可の美白有効成分なので、効果や安全性に信頼がおける
② 多くの商品に配合されているため、予算など自分にあった物を選べる - デメリット
- ① 安全性は高いが、α-アルブチンやハイドロキノンほど強い効果は得られない
α-アルブチン
江崎グリコが独自の方法でハイドロキノンと糖を結合させて開発したのがα-アルブチンです。
2007年に江崎グリコが発表した研究結果によると、シミの赤ちゃんを育てるチロシナーゼの働きを抑える効果はβ-アルブチンの10倍以上。
安全性に関しても特に大きな副作用などは発表されておりませんが、一般的に効果が高いということは副作用も高くなる傾向があるので最初は様子を見つつ少量からの使用をおすすめします。
- メリット
- ① β-アルブチンよりも10倍以上の効果が期待できる
- デメリット
- ① 配合された化粧品が少ないので選べる商品が少ない
② 厚労省認可ではないので安全性の面でやや不安が残る
アルファとベータ、どちらもメリットとデメリットが
あります。自分にあった方を選びましょう☆
【アルブチン配合】おすすめ化粧品
- SimiTRY薬用美白オールインワンジェル
- ちふれ美白化粧水W
- α-アルブチン美容液
SimiTRY 薬用美白オールインワンジェル
【2つの美白成分が、理想の肌へご案内】
出典:Amazon
【SimiTRY 薬用美白オールインワンジェル】【公式サイト限定割引】・送料無料
アルブチン配合のスキンケア化粧品でまず候補に入れたいのが【SimiTRY 薬用美白オールインワンジェル】です。
★こんな人におすすめ
- シミや茶グマを集中ケアしたい
- 肌の印象を明るくしたい
- 乾燥小じわが気になる
- とにかく肌荒れしたくない
美白有効成分をダブルで配合
厚労省に認可された美白有効成分であると【アルブチン】(ハイドロキノン誘導体)と【トラネキサム酸】を配合。さらに肌荒れを防ぐ【グリチルリチン酸ジカリウム】まで配合するというリッチなジェルです。シミはもちろん肌荒れも気になる方へおすすめです。
オールインワンなのでスキンケアがこれ1つで完了
美白有効成分をダブルで配合しているのも大きな特徴ですが、もうひとつの大きなポイントは【オールインワンジェル】だということです。これひとつあれば他に化粧水も乳液もクリームもいりません。
洗顔や入浴後のケアが【SimiTRY 薬用美白オールインワンジェル】ひとつで済んでしまいます。それだけ必要な成分がたくさん詰め込まれているということですね。
充実の保湿成分で小じわをふせぐ
保湿成分15種類。
ヒアルロン酸、セラミド、フラバンジェノールなどの良質な保湿成分を贅沢に配合。
肌をしっかり保湿し乾燥小じわをケアします。
お値段もリーズナブル
美白有効成分をダブルで配合し保湿成分も充実。さらに肌荒れ防止成分も配合とかなりリッチな内容ですが、公式サイトでの購入なら割引が適用されるのでリーズナブルに購入可能。
注意点もあり
「SimiTRY 薬用美白オールインワンジェル」はその名のとおりオールインワンなので、これ一本でスキンケアが完了します。逆に言うと「化粧水やクリームは別のアイテムを使いたい」という方には向きません。
- 時間をかけたくない
- 手間なく済ませたい
- お金をかけたくない
この3点に当てはまる方にのみオススメします。
>>SimiTRY 薬用美白オールインワンジェル 公式サイトちふれ 美白化粧水 VC&AR さっぱりタイプ
出典:Amazon
★こんな人におすすめ
- 低価格でアルブチン配合の化粧水を使いたい
- プチプラでもちゃんと美白効果のあるものが欲しい
2つの美白有効成分配合
1,650円と低価格ながら、アルブチンとビタミンC誘導体を美白有効成分として配合したコスパ抜群の化粧水です。
なるべく予算をかけずに美白効果のあるアイテムを使いたいという人におすすめ。
また、ちふれは各成分がどのくらい配合されているかまで表示しているとても珍しいメーカーです。ユーザーファーストが感じられてとても信頼感がありますね。
ちなみにこの「ちふれ 美白化粧水 VC&AR さっぱりタイプ」は以前から人気のある「ちふれ 美白化粧水W」のリニューアル品です。
成分的には変更ないようなので、旧品のファンの方もそのまま移行して問題ありません。
※旧品の「ちふれ 美白化粧品W」と「ちふれ 美白化粧品VC」は実際に使用したレビュー記事がありますので、よければご覧ください↓
➔【90日使用】青と赤の違いは?ちふれ美白化粧水の効果や成分を解説!VCとWの口コミあり
α-アルブチン美容液
出典:Amazon
こんな人におすすめ
- α-アルブチンをためしてみたい
- シミが気になる
① α-アルブチンを使いたい
α-アルブチンを配合している化粧品はほとんど販売されていないのでドラッグストアで
購入するのは難しいと思います。もしα-アルブチンを試してみたいならこちらの美容液がおすすめ。余計なものは入っておらず成分はほぼα-アルブチンのみ。
2,000円以下でお求めやすいお値段ですが10mlと量が少ないので、顔全体ではなく気になるポイントにのみ使用する方法をおすすめします。
シミをふせぐには紫外線対策が重要。おすすめの日焼け止めを厳選しました
シミの主な原因は紫外線。この紫外線をふせがないと、デクスパンテノールWのような優秀な成分を塗ってもシミはできてしまいます。
紫外線はシミはもちろんシワ・くすみ・たるみの原因にもなる美容の大敵。
日焼け止めを塗ってしっかりとブロックしましょう。
日焼け止めを塗るのが大切なのはわかったけど、数が多くてどれを選べばいいのか…
大丈夫!日本化粧品検定1級の私がプロの目線で厳選しておきました♪
日焼け止めと美白化粧品を活用すれば、シミができる可能性は格段に低くなります。
お悩みやタイプをジャンル分けして紹介してますので、きっとあなたにぴったりの日焼け止めが見つかりますよ!
【アルブチン】解説 まとめ
今回はアルブチンのもつ美白効果や種類、おすすめの化粧品を紹介しました。
アルブチンは1990年に美白有効成分として認可されてから、現在にいたるまで長きにわたり愛されてきた成分です。上手に活用すれば日々のスキンケアがもっと楽しくなるでしょう。
この記事があなたのお役に立てたなら嬉しく思います。
最後までお読みいただきありがとうございました♪
- アルブチンはシミの赤ちゃんが育つのをジャマする事でシミができるのを予防する
- アルブチンはハイドロキノンをマイルドにした美白成分
- アルブチンには α(アルファ)とβ(ベータ)の2種類がある
- おすすめ化粧品は3つくわしい解説は →こちらをタップ
●アルブチン以外の美白成分有効成分はこちら↓
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2024年8月17日更新