「肌荒れしにくい美白化粧品ってあるの?」
「頬骨あたりにシミができたような…まさか肝斑?」
トラネキサム酸は美白有効成分の中でも肌にやさしく、肝斑にも効果が期待できる人気の成分です。
おもな効果は以下の4つ↓
- シミをふせぐ
- 肌荒れもふせぐ
- 肝斑までもふせぐ
- 実は茶グマにも効果あり
ひとつで4役もこなす【トラネキサム酸】について解りやすく解説します。
ぜひ最後までお付き合いください ♪
トラネキサム酸の効果や、肌の刺激は?
トラネキサム酸は
- どのくらい効果が期待できるのか?
- 肌への刺激はあるのか?
などをわかりやすく表にしました。
※当サイト調べ基準 評価はS・A・B・C・Dの5段階
有効成分名 | トラネキサム酸 |
別名 | m-トラネキサム酸 |
シミ予防効果 | C (マイルド) |
肌への刺激 | D (とても低刺激) |
おすすめ度 | S |
開発メーカー | 資生堂 |
トラネキサム酸はシミ対策としての効果はマイルドですが、低刺激で敏感肌の方でも使いやすい成分です。シミ対策以外の効果もあるのが特徴。詳しくは記事の続きをお楽しみください。
「シミを防ぐ効果あり」と厚労省が認可
トラネキサム酸には美白効果があると厚生労働省に認められています。美白有効成分として認めらた経緯などを見てきましょう。
トラネキサム酸は止血剤として使われていた
トラネキサム酸は1962年に合成アミノ酸として日本で開発。もともとは医療用として止血や抗炎症剤として使われていましたが、資生堂が美白有効成分として開発、申請し2002年に厚労省に認可されました。
現在は資生堂に限らず多くのメーカーが、このトラネキサム酸を美白有効成分として使用しています。ちなみに資生堂がトラネキサム酸を配合する際は【m-トラネキサム酸】とあたまに 「m-」 がつきますが中身は同じものです。
「シミを作れ!」という命令をブロック
シミができるプロセスは大きくわけて4段階あります。
- シミをつくれ!と命令が出される
- 酵素がシミの赤ちゃんを育てる
- 赤ちゃんが成長し、黒くなっていく
- 肌の表面に現れて、定着する
このプロセスの中でトラネキサム酸は①の「シミを作れ!」という命令をブロックする作用があります。
紫外線などの刺激を受けると、メラニン色素生成誘導因子「プロスタグランジン」がシミを作れと命令を出しますが、トラネキサム酸はそのプロスタグランジンを抑制することが可能。
シミが作られる前にブロックするという性質なので
これからシミが出てこないか不安…
増えたらどうしよう…
という方におすすめの美白有効成分です。
シミが気になり始めた方は肌の中で次々とシミが作られていると考えられるので、はやめに
美白有効成分配合の化粧品を使用することをおすすめいたします。
【トラネキサム酸】配合のおすすめ化粧品はこの記事の後半で紹介しています。
※先におすすめ化粧品を 知りたい場合は →こちらをタップ
トラネキサム酸は低刺激で敏感肌にもおすすめ
トラネキサム酸は低刺激で敏感肌の方でも使いやすいという特徴があります。
「敏感肌だけどちゃんとシミの対策はしておきたい…」
そんな要望に応えてくれる非常に優秀な成分となっています。
※敏感肌の方におすすめの記事↓
トラネキサム酸は炎症をおさえて、肌荒れもふせぐ
現在は美白や肝斑治療で有名なトラネキサム酸ですが、開発当初は抗炎症剤として使用されていました。
トラネキサム酸には炎症の元となる「プラスミン」というタンパク分解酵素の働きを抑える効果があります。この特性からニキビや肌荒れしやすい方にもトラネキサム酸配合の化粧品はおすすめです。
トラネキサム酸は「肌荒れ防止成分」としても有効成分として認可されています。
シミだけじゃなくニキビや肌荒れまでふせぐなんてすごいですね♪
頬骨あたりにできる【肝斑】もふせぐ
女性に多いと言われる【肝斑】(かんぱん)
トラネキサム酸はその肝斑にも効果があると言われています。その理由を見てみましょう。
【肝斑】とは頬骨あたりにできる ぼやっとしたシミ
目の下から頬骨にかけて、ぼやっとした感じで発生するシミのことを肝斑と言います。特徴は両頬に対照的にできること。
シミやそばかすと似ていて、肝斑とシミが混ざって発生している場合もあるので見た目だけで肝斑と判断するのは難しい場合もあります。
肝斑はどんな人にできやすい?
肝斑ができるのは主に女性。特に30代以降の方に多く発症します。原因はまだ特定できてはいませんが、女性ホルモンや紫外線が関係していると考えられています。
トラネキサム酸で肝斑は消える?
トラネキサム酸配合の美白化粧品で、肝斑を完全に消すというのは難しいのが現状。肌から吸収される量は、内服で得られる効果にくらべるとかなり少ないためです。
しかしまったく効果がないかと言えばそうでもありません。少ないとはいえ、トラネキサム酸が直接肝斑のある部位に吸収されるので予防や初期段階であれば化粧品でのトラネキサム酸も十分に使用する価値があります。
肝斑ができやすい30代以降の女性は、トラネキサム酸が配合された美白化粧品の使用をはやめに取り入れる事をおすすめいたします。
※トラネキサム酸配合のおすすめ化粧品は →こちらをタップ
目の下にできる【茶グマ】にも効果あり
目の下にできるクマにも色々種類があります。その中でトラネキサム酸は【茶グマ】に効果があるとされています。理由を見ていきましょう。
【茶クマ】ってなんですか?
目の下にできるクマ、このクマは3種類あるのをご存じですか?
- 青クマ
- 黒クマ
- 茶クマ
青クマは血行不良、黒クマは肌のたるみが原因。では茶クマは何が原因かと言うと【色素沈着】です。
【色素沈着】はなぜできる?
色素沈着は【肌が刺激されること】が原因で発生します。アレルギーなどで目のかゆみがでる方は、この茶クマができやすい傾向にあります。
茶クマができるプロセスは
- 刺激をうける
- 炎症がおこる
- メラニンが発生し茶色くなる
という流れになります。
トラネキサム酸には炎症を抑える効果とメラニン発生の予防効果があるので、茶クマ対策に
有効とされています。
【トラネキサム酸】配合のおすすめ化粧品 3選
ここからは無数にあるトラネキサム酸配合の美白化粧品の中から、厳選した3つの化粧品をご紹介いたします。
オルビスユー ドット クリームモイスチャライザー
●こんな人におすすめ
- シミ・シワ・たるみが気になる
- 年齢が30歳以上
- 肌が乾燥しやすい
年齢肌とたたかう最強の複合成分を配合
肌の若返り因子「GDF11」を増やす複合成分G.D.F.アクティベーターを配合しているのが最大の特徴。
オルビス独自研究で開発された成分で、現状GDF11を増やせるのはオルビスユードットのアイテムのみとなります。
シミ、シワ、たるみといった年齢肌が気になるなら試す価値あり。
30歳を過ぎたら導入を検討
オルビスユー ドット クリームモイスチャライザーは最高峰のエイジングケアクリームです。
30歳を過ぎると肌は少しずつ衰え始めるので、肌質が落ちる前に導入するのが効果的。
40歳以降でシミやシワなどが気になるなら、早めに導入することをおすすめします。
高い保湿力も魅力の1つ
オルビスユー ドット クリームモイスチャライザーは保湿キープ力がとても高い商品。
秋冬の空気が乾燥する季節でエースとして活躍できるポテンシャルがあります。
まずはお試しセットから
オルビスユー ドット シリーズはお試しセットが用意されています。
いきなり本品を購入して「なんかイマイチだったなぁ」とならないよう、まずはお試しセットを活用するのがおすすめ。
980円(税込)で洗顔料・化粧水・クリームをまとめて試せるので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。
肌ラボ 白潤プレミアム 薬用浸透美白化粧水
出典:Amazon
●こんな人におすすめ
- シミが気になる
- 肝斑や茶クマが気になる
- とにかく肌荒れしたくない
- 人気商品がいい
トラネキサム酸がシミ・茶クマ・肝斑をふせぐ
美白有効成分である【トラネキサム酸】配合なので、シミの予防はもちろん茶クマや肝斑に対しても効果が期待できます。
肌荒れ防止成分をプラス
トラネキサム酸はそれだけでも肌荒れ防止効果が期待できる成分ですが、【白潤プレミアム化粧水】は炎症を抑える【グリチルリチン酸ジカリウム】もプラスで配合されています。
「とにかく肌荒れしたくない」
そんな声に応える心強い味方と言えるでしょう。
人気、実績ともに申し分なし
【白潤プレミアム化粧水】は価格も安く、配合成分も優秀なため非常に人気のある商品です。ドラッグストアでも手に入りやすいので気軽に試せるのが良いですね。
白潤プレミアム化粧水は私が実際に使用して作成したレビュー記事がありますのでよかったら参考にして下さい↓
➔白潤プレミアム化粧水 しっとりとノーマルの違いをレビュー【口コミ】【イプサと比較】
無印良品 エイジングケア美白クリーム
出典:Amazon
こんな人におすすめ
- 敏感肌でも使えるクリームがほしい
- 美白成分の多いものが使いたい
- 使い心地のよいものを使いたい
2つの美白有効成分【トラネキサム酸】と【ビタミンC誘導体】配合
美白有効成分を2種類配合した贅沢なクリームながら、2,000円以下で買えるお得感の高いアイテム。
低刺激な成分で作られているので敏感肌の方にもおすすめです。保湿力はほどほどなので、乾燥肌の方は厚めに塗る必要があります。
無印良品 エイジングケア薬用美白クリームのレビューはこちら↓
➔【口コミ】効果あり?無印エイジングケア美白クリームを60日使ってレビュー!
シミは紫外線が主な原因。おすすめの日焼け止めを厳選して紹介
どれだけシミに効果のある美白化粧品を使っても、シミができる恐怖から逃れることはできません。
なぜならシミの主な原因は紫外線だからです。
シミをふせぎたいなら、まず日焼け止めで紫外線を可能な限りブロックする必要があります。
その上でシミが増えるのを抑える美白化粧品を使用するのがベスト。
でも日焼け止めって種類が多すぎてどれを選べばいいのか…
ご安心を!日本化粧品検定1級で美白マニアの私が厳選してまとめておきました♪
※ちなみにイチオシはランキングで1位を獲得した「HOLO BELL プロテクト保湿UV」です。
HOLO BELL プロテクト保湿UV
価格 | 2,200円(税込) | 容量 | 40g |
SPF・PA | SPF50+ / PA++++ | 形状 | クリーム |
吸収剤 | 不使用 | 散乱剤 | 酸化チタン・酸化亜鉛 |
防水 | – | 落とし方 (メーカー推奨) | 石鹸や洗顔料で落とせる |
実施テスト | パッチテスト・スティンギングテスト | ||
不使用 | 香料・着色料・鉱物油・界面活性剤・パラベン・アルコール・グリセリン |
※HOLO BELL プロテクト保湿UVについて詳しく知りたい方は、使用レビュー記事をご参照ください
➔口コミ総まとめ!HOLO BELL プロテクト保湿UVを徹底解説
➔敏感肌でもつかえる日焼け止めランキングをみる
トラネキサム酸に秘められた4つの効果を解説 まとめ
トラネキサム酸はシミだけでなく、肝斑や茶グマにも効果が期待できるとても優秀な美白有効成分です。まだ使った事がないならこの機会にぜひ一度試してみてください。
この記事があなたの化粧品選びの参考になったらならとても嬉しく思います。
- シミをふせぐ
- 肌荒れもふせぐ
- 肝斑までもふせぐ
- 実は茶クマにも効果あり
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2024年9月6日更新